2007年11月26日

浜の真砂は尽きるとも

おおよそ一ヶ月もの間、全然更新していないのに、毎日ランキング投票してくれてありがとうございます。
なんだか、毎日のように更新していたときよりも上位にランキングされていて、とっても複雑なオトメゴコロ・・・。

さて、本日唐突に更新したのには、理由があります。
今年の初めに我が心のアニキ「ほんの舎(ヒゲ)」が閉店しましたが、今月末をもってアニキの師匠の「掃苔文庫」さんまでもが閉店の運びとなりました。こりゃあ、青天の霹靂・・・。掃苔文庫と聞いても、「どこよどれ?」という感じでしょう。掃苔文庫とは世を忍ぶ仮の姿で、しかしてその実体は「本曜日」という仲間内では重鎮の本屋でありました。

浜の真砂は尽きるとも 世に古本屋の種は尽きまじ

とは、かの「ほんの舎(ヒゲ)」の遺した名言でしたが、とんでもない大嘘のようです。どんどん尽きていくじゃないか。
古本屋なんて社会的には疎んじられ、軽んじられている職業だけれど、だからといって古本屋の一軒も無い町なんて、面白くもなんとも無いんじゃないか。
人生の全てがアニメと漫画とエロ本だけの若者が増えている中で、何故こうも古本屋が潰れていくのか不思議でならない。古本なんてネットで買うから古本屋など無くても良いという向きもあろうかと思うが、実際にはネットで売っているのも町の古本屋だということにも気が付いて欲しい。
本当は色々と言いたいこともあるけれど、それはいずれ追々書いていくことにしましょうか。
そういうわけで、現在オレは掃苔文庫の資産を引き継いでいる最中。どうせ引き継ぐなら、良い本からドンドン容赦無くむしり取りたいところだけれど、それをすると老い先幾ばくも無い掃苔文庫さんに止めを刺してしまうことになり、寝覚めが悪い事になってしまうので、遠慮しながら(しかし時には大胆に)モノを掠め取ってきています。
思い起こせば10ヶ月前、ほんの舎(ヒゲ)が閉店したときも、僅かばかりの資産を貰い受けてやや太り、今度は大いなる資産を貰い受けて大きく太り、オレはまるで焼け太り状態。心ならずとも顔で泣いて心で笑う日々。読売ジャイアンツがFAで大物選手を取る気持ちが良く分かるようになってきました。クセになりそう、とまでは言わないけれど、同業他店の涙の味が、ボクにとっては蜜の味であることに気が付いてしまったね。
次はあの店かな・・・なんて不謹慎な考えが頭をよぎる夜、オレはひょっとしたら石川五右衛門の生まれ変わりかもしれないと不安にもなるのでした。
posted by 肉王 at 02:34| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月01日

タイム涼介「あしたの弱音」

今日は月末なので、家賃やらなんやら払った。
すると、手元に2千円と少し残った。
これがオレ様の月の手取りというわけだ。
気持ち良いじゃないか。
別にすねているわけじゃない。こういうことの気持ち良さを味わえば、案外素直にそう思えるものだ。
というような気分で久しぶりに新刊屋へ行って、「よつばと」の7巻と「俺と悪魔のブルーズ」の4巻を買う。
まだ少しカネが残ったので、もう一冊。
そして手に取ったのが、タイム涼介の「あしたの弱音」だった。
これがヒット。
気持ちいいくらいのクリーンヒットだった。
相変わらずオレは選球眼がいい。
女子供はともかく、男だったら買って読め。
たった800円で、これほどの、ああ此れ程の・・・!
posted by 肉王 at 00:07| Comment(7) | ブックレビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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