2010年01月31日

小隊長どのへ

やあどうも。

オレは実は古本屋をやっている。
嘘じゃあない。
何故、今更こんなことを書くのかというと、いつの日か、オレは古本屋をやっていた、と過去形で書かなくてはならなくなるかもしれないので、現在進行形で書けるうちに書いておくべきなんじゃなかろうか、という切ない気持ちに襲われたからだ。
しかし残念なことに、現在進行形で書いた方が切なさが増してしまって、嗚呼オレは何をやっているのか、という切迫した気持ちに押しつぶされている。
まあ、そんなことはどうでもいいことだ。
問題なのは、今オレの手元にある小冊子だ。
これはいつぞやに、旧自衛隊であるところの保安隊の関係資料(まあ、内部資料です)と共に入っていたもので、元の資料の持ち主の個人的なもののようだ。
元の持ち主というのはどこの誰かは知らないけれど、どうやら陸上の幹部候補らしく、階級とは別に「小隊長」でもあったらしい。
冊子は見るからに手作りで、表紙には「残雪」という題字がしたためてある。
どうも小隊長の部下が、なにやらの事情で除隊することになり、それにあたって、それまで小隊長に対して温めていた気持ちを書きしたためたものらしい。
らしい、というのは、文字が達筆で全部を読むことができないからだ。
しかし、あらましだけを追う事は充分にできた。
なんと言うかこの、昭和20〜30年代のボーイズラブというか(当時は耽美とか言ってたのかな)・・・。
最初は単なる感謝の気持ちを記しているんだけれど、それがだんだんと怪しい方向へいくわけですよ。
時には短歌で、小隊長への熱い想いをブチまけているわけですよ。
小隊長の写真も貼ってありますよ。小隊長は美形ですよ。ああもう甘いマスクですとも。

ちょっと引用してみましょうか。

「小隊長 私は何も言えないようです 惜別の気持ちで一杯です 小隊長 私はあなたの名を呼ぶだけで 胸が苦しくなってくるのです」

「あなたがふるさとを偲ぶ時 わたしもやっぱり あなたのふるさとへ 想いを走らせるだろう 肉体はどの様に遠く離れても 私はあなたと離れない」

「出来たら 出来得る事だったら もうなんにも欲しく無いから 小隊長のそばに居たい ほんとになんにもいらないから 何時までも小隊長の手を握っていたい 然しそれはどうしても許されない どんなに泣いても許されない」

便箋で何十枚もあるので、全部は書けないのだけれど、全編このような感じです。

軍隊の恋。

軍律に縛られた禁断の恋。

ああ、小隊長。

まあ、今で言うゲイっぽい感じなんでしょうが、戦場に生きる男たちの割には扇情的な部分がないので、清潔感がありますな。
最近流行のBL(ボーイズラブ)小説だと、すぐに肉体関係になり、「ボカぁもう、ボカぁもう!アアーッス!」な展開になるのだろうけれど、昭和の男たちは理性的ですよ。
世間の目を気にする気持ちもあるけれど、それは自分がどう見られるかではなくて、ノンケの小隊長が白い目で見られることを慮っているわけですよ。
この慎み深さがいいじゃない。
ノンケの古本屋も、ついグラッときますがな。
まあ、それは置いといて、あくまでも古本屋的な視点でという前提でものを言わせて貰うと、これはね、本にしたら絶対に売れると思う。
フロンティアワークスとか二見書房とか、そういうところから出したら、その道の腐女子連中がガップリと食いつきそうだよ。
気になる出版社は連絡をよこしなさい。先着順で提供してあげるよ。

で、最後にもう一つ引用。

「小隊長 私は小隊長を慕い疲れてしまったようです どうしてこうも私があなたを慕うのか 小隊長 教えてくれませんか 気が狂いそうです 頭が砕けそうです あなたは余りにも 私には 美しいのです 不思議に思います 不思議でならないのです 小隊長を見る度に 違った世界の人のような そんな不思議な思いに襲われるのです 私が余りにも愛というものに餓えているからなのでせうか? そして小隊長は余りにも愛というものに恵まれているからなのでせうか? 私は解らないのです」
posted by 肉王 at 02:30| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月19日

天汁地汁人汁我汁

やあどうも。

昨日からオレは始まった。
何がって、アレだよ。
花粉症。
今年は随分早いじゃないか。
花粉症の厭なところは、涙や鼻水などの汁関係がたくさん出てくることに加えて、一度始まると何ヶ月も汁方面の活動が収まらなくところ。
牛丼と違って、
「汁は少なめに」
そういう希望が一切まかりならぬのはとても不本意で、サービス過剰なほどにジャブジャブと汁をね、汁を・・・。
人間はある程度以上に体から汁気を失うと死んじゃうって話だから、オレとしては汁サービスは少し控えめにして欲しいところ。
ところがオレの中の人は汁サービスに命を懸けている。
「汁無くしてなんの人生ぞ」
そう言っているらしい。
そもそもオレは牛丼屋に行っても、汁は少なめの物を好む。なのに店員によっては、いかにも「よかれ」といった風情で汁をダクダクと注ぎ込む者がいる。悪気が無いのは承知しているが、無言のサービスに踏み込みすぎともいえるし、「世間がそうだから」という理由でオレ様の事をも世間のカテゴリーと一緒くたにされるのも迷惑だ。
似たようなものでは、お茶漬けというヤツ。
キミたちはどうか知らないが、オレはアレも嫌いだ。
米をお茶でジャブジャブに漬してズルズルベハベハと汚く喰うCMがあるが、アレを見るたびに気分が悪くなり、永谷園の商品は決して買うまいと決意を新たにするものだ。
米を汚すな!
これが今回のオレの主張であることはもう気が付いているだろうが、それにつけても鼻水が止まらない状態で食べる飯は、何故にこうお茶漬けっぽいというか、卵の白身だけをぶっかけたような気味悪さがあるのだろうか。
とにかくオレは汁物が嫌いだ。
それはAVであっても例外ではないのだ。
posted by 肉王 at 18:13| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月13日

転居してきました

やあ、ワシです。

というわけでリンクからぶっ飛んできたみなさん、どうもです。
こちらはこちらで挨拶をぬからないところがオレのいいところですよ。みなさん、遠慮なく誉めそやしなさいな。

それでね、こちらへ移ってきてから気が付いたんだけれど、文章中になんか勝手にリンクが張られていて、その文字の上にカーソルを置いただけで「●●で検索する」なんて小窓が開いて、鬱陶しいですね(今回の記事には出ていないようだけれど、過去の記事を見ると出てきます)。
基本的には広告のようだけれど、これは一体何の機能なのかな。
設定とか色々いじってみたんですけれども、全然解決しないんですよ。
顔の前を飛んでいる虫みたいで、本当に鬱陶しいですね。
誰かこれの消し方を知っている人が居たら教えてくださると助かります。
教えてくれなくとも構いませんが、そうなると助かりません。

あと、これは直接どうだってことでもないんですが、こちらは広告が多いですねえ。右サイドも左サイドも広告やらそれっぽいものやらで溢れかえっていて、うるさいです。なんだか猥雑な裏通りみたいです。うっかりしていると、タチの悪い古本屋に引っかかってしまうかもしれませんから気をつけてくださいよ。
posted by 肉王 at 01:43| Comment(8) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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