2011年02月21日

料理は手間ヒマではない。そして、味は単純な足し算を受け付けない。

やあどうも。

お久しぶりですね。
なんかもう、「やる気が無いのか?それとも死んでるのか?」ってくらいに更新が滞ってしまいました。
やる気もあるし、死んでもいないのだけれど、やる気や生命力がいつもブログ更新に向かうわけでもないことは判ってくれたまえよ。あぁ、キミ。スコッチを一杯頼むよ。
それでね、まあ久しぶりだしやる気もあるし死んでもいないから、一丁格好いいことでも書き殴ってみようかと思ったわけですよ、こんな時間にね。スコッチお代わり。

この間ね、晩飯で何か食わなきゃならなくなって、手近にあるのが食パンとカップ焼きそばととろけるチーズだったもんで、これらを使ってフランス三ツ星レストランのシェフを黙らせるような料理でも作ってみっか、なあネエチャン?となったんですよ。まあ、この場合のネエチャンは妄想上の生物なんだけれどね。
普通、上記の食材を与えられた場合、多くの愚民どもは、トーストの間に焼きそばとチーズを挟んだらどうかしら?なんて考えるんでしょうね。まったく、これだから愚民どもはね。発想が貧弱なのよ。パンといえば挟んだり乗せたりするもので、焼きそばといえばソースやマヨネーズを絡めて食べるものだとか思ってるんでしょう?
まったくさぁ、そんなんだからいつまで経ってもスーパーに行った時に「袋はどうしますか?」なんて聞かれたり、献血センター前で「O型の血液が足りない」とか言われたりしてしまうんですよ。
そこへいくとオレなんか全然違いますよね。まずは、何か挟もうと思って焼いたトーストと、ソースとマヨネーズを絡めて何かに挟もうと思っていた焼きそばとチーズなんか、ゴミ箱にドーーーーン!ですよ。
それで次に、泣きながらゴミ箱をあさって、生臭いトーストと綿埃や髪の毛の付いた焼きそばとチーズを拾い上げて、水とママレモンでジャブジャブ洗った後、電子レンジで20分加熱して、グズグズになったヤツを今度は焼却炉に放り込んでバチバチ焼いて、さあもう一回なのですがね、この頃にはもう食材はただのケシズミなので、今度は本当にゴミ箱行きです。
そうして新しいパンと焼きそばとチーズを用意します。
こんな手間をフランス三ツ星レストランのシェフが掛けてくれますか?
料理というのは手間を惜しんではいけないと昔から言われていますが、こういうことですからね。
途中経過は省略しますが、こうして出来上がった焼きそばトーストは、香ばしいソースの匂いが食欲をそそり、更にはとろりととろけたチーズが味をまろやかに変化させてくれるはずですよ。でも、ここで慌てて食べてはイケナイのですよ。もう一味追加するのが三ツ星と無印シェフの違いですよね。オレはここでタバスコ追加ですよ。チーズとトーストといえば、ピザだかピッツァに非常に近い状態ですから、タバスコで全体の味をギュギューっと締め上げるのが真の食通というものであるという認識が世間の常識。オレなんかそこへ更にマヨネーズも投入ですよ。シェフ、かかって来い!と強気にでるのもムベなるかな。
こうして出来上がったヤキソバパンが、不味い筈がないでしょう。
トースト、チーズ、ヤキソバ(タバスコとマヨネーズ入り)、そのどれを取っても、世間の不評を買うものなんか一つもありません。こいつ等が一部上場してきたら、問答無用で買い買い買いですよね。
「買って買って買い捲れ!あのメクラの乞食さえいれば、ワシは運に見放されることは無いんじゃ」
「父ちゃん、ホンマや。10円玉はチャラリンコ、100円玉はジャラリンコ言うんやな」
「グヘヘヘ、乞食で儲けてでっかい家建てたるんや。女中は東北の娘がええんやで」
水島新司の「ジャラリン子」が頭をビュウビュウよぎったオレ。
いただきまーーーす!
うあーーー!クソまじぃーーーーーーーい!
まあ、食えたもんじゃない、というほどじゃないけれど、無理して食うようなもんじゃない。
佐倉魔美ちゃんが作ったものなら「まあよし」となるんでしょうけれど、三ツ星シェフそこのけの無印シェフ「オレ」が、こんなもの作っちゃぁお終めぇですよ。それまでの手間も無駄だし、空腹という名のスパイスも台無しです。
もう、シャッター下ろして看板しまってくれよ。
布団出してくれよ。
体温計とプッチンプリンも用意してくれよ。
オレンジ味の飲み薬は後で飲むから・・・。

実は密かに料理には自信のあったオレでしたけれど、それもこの日を限りです。
もう一生料理なんかしませんよ。
アタイがアンタのために一生料理を作ってあげるよ、なんて女が出てきたって、毎日毎日ちゃぶ台返しですよ。当たり前です。
「手間を惜しむんじゃねーよ!このブス!」ってことですからね。
だからと言って無理矢理に手間を掛けりゃいいってもんじゃないことだって実証ずみなワケですから、そうおいそれと人間の作ったものなんか安易に信用して喰えるワケが無い。
でも、日清のカップ焼きそばだけは美味かった。
パンに挟みきれなかった僅かな焼きそばで大逆転でした。
そういうお話しでした。
どんどはれ。



posted by 肉王 at 02:50| Comment(13) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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