2006年11月16日

真夜中の扉を探す(10)HARRY"MORE TOURH" TOUR 2006 IN 仙台

本日(11月16日)は、元ストリートスライダーズのHARRYのソロライブ。
まあ、当然のように行ってきたわけだ。
演ってるほうも、観ている方も高齢。なのに2時間ミッチリやられて、心身ともにヘトヘトだ。

「HOW DO WE LIVE」からスタートは順当なのだろう。
「No More Trouble」「あんたがいない夜」「道化者のゆううつ」など、スライダーズ時代の歌を久しぶりに聞いたが、これらはとても良かった。
後半で「BOYS JUMP THE MIDNIGHT」「BACK TO BACK」「TOKYO JUNK」と続けられたのは、ちょっと参った。女子供におもねったか?この辺でオレのような日頃運動不足のオッサンは(疲労のため)昏倒寸前なので、早く終わってくれと本気で願う。周囲で踊っている(昔の)おネーちゃんたちが、リズムに乗っていないので(HARRYのギターで踊っている)、眩暈もする。
今回のツアーは仙台が初日のせいか、HARRYの練習不足を感じた。正直、ギターは弾けていなかった。ドラムも「セカイイチ」の吉澤響がやや走り気味だった。
まあ、ロックンロールは走り過ぎくらいが丁度良いのだが。ベースの市川”ジェームス”洋二は、元スライダーズのメンバーだけあって絶妙。オレは今回ベースばかり聴いていた。
新曲も2曲披露されたが、スライダーズデビュー前の古い歌の焼き直しはどうなのか(Body shakeだっけ?)と思う。
だがまあ、これもまた偉大なるワンパターンの王道として素直に受け取ろう。

ライブは久しぶりなので、それだけで楽しめたのだが、正直言うと会場前の行列から終了まで約3時間立ちっぱなしはさすがに辛い。できれば、1時間半程度に収めてもらえると、我々オッサンオバハンとしてはヒジョーに助かるのだ。やっているほうもそうじゃないか?でも、昔と違って時間通りに始まったので、その点は助かった。

帰りしな、グッズの売り子で姿を現したジェームスに一言かける事ができたのが嬉しかった。でも、何も買わなくてごめんなさい。ボクチン、おカネが全然無かったの。
posted by 肉王 at 23:59| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月20日

真夜中の扉を探す(9) 井上陽水&忌野清志郎「帰れない二人」

今さら何だが、忌野清志郎が癌で入院してしまったな。
オレはもうずっと長いこと清志郎が好きで、昔はライブなどにもよく出かけた。今では新しいCDを買うカネも無く、ただあの頃の音源ばかり繰り返し聴いている。
オーティス・レディングに影響を受けてミュージシャンになった清志郎は、オーティスよりもずっと長生きして、死んだはずのオーティスを継続させて見せてくれいたように思っていた。
オレが初めて清志郎を聴いたのは、坂本龍一との「いけないルージュマジック」だと思っていたが、実は最近になって、井上陽水との「帰れない二人」だということに気付いた。勿論、「帰れない二人」で清志郎は歌っていないが、かの曲が陽水との共作であり、原曲が「指輪をはめたい」であれば、清志郎初体験曲としてはこちらを採るのが筋だろう。
この曲は陽水最高のヒットアルバム「氷の世界」に収録されている。正直言って、何度聴いても良い歌だ。この歌を聴いていると、いいオッサンのクセに、もう一回恋がしてえな、などと血迷った考えも湧いてくる。
「もう星は帰ろうとしている 帰れない二人を残して」
この一節はもう、反則じゃねーか?セドリ稼業落第生の星君が帰ろうとしているならば、とっとと帰れと塩を撒くところだが、肝心な言葉を言い出せないまま恋人と二人でいる時に星空が白々と明けて来たら・・・な?もうグッとされるじゃん?心臓ワシヅカミじゃん?年末恒例現金掴み取り大会(今時無いけどさ)以上の握力で、ワシっとされないか?
オレはこの歌を聴くと、ロックンロールだなぁ、とシミジミ思うよ。
外見はガンガン年老いていくけれど、心がいつまでも老化してくれねーのよ。良い意味でも悪い意味でも。
だけども、ガキの頃はそういう大人になりてーなと思っていたから、今このアンバランスな自分が嬉しかったりもするな。まあ、それが人生の足を引っ張ったりしてくれるが。
なあ、そこで昼飯のUFO喰ってるオジサン。忘れたわけじゃねーだろ。デザートは別腹を実践で証明しようとしてるオバサンもさ、あったろ、そういう気持ちがよぉ。
どうだ?今夜辺り、仕事帰りにRCサクセションのCDでも買って帰らないか?「雨上がりの夜空に」とか「トランジスタラジオ」あたりの初歩から、もう一回聴いてみないか?それとも「スローバラード」か?いっそ「宝くじは買わない」からいくか?
ちなみにオレの一番好きなアルバムは「メンフィス」だ。ソロになった後のヤツだな。まだ売ってンのかな?
ま、でもせっかく紹介したんだから、陽水の「氷の世界」にしておこうか?これもいいアルバムだからな。でも、現行品の「氷の世界」には「自己嫌悪」が入ってないって聞いたんだが、本当か?
なんかとりとめがなくなってきたな。こんな時間だからな。とにかく、清志郎さんには長い間世話になっているから、死にたくなったら死んでもいいけど、なるべく生き残って欲しいな。ブザマでもカッコ悪くても生きてナンボのロックンロールだからな。今死なれると、忌野清志郎というタイトルのロックンロールにとっては、エンディングがいかにも中途半端なんじゃないかと思うわけだ。
posted by 肉王 at 03:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月26日

真夜中の扉を探す(8) Rock & Roll Music

ここ数ヶ月、オレの店でビートルズが流れない日は無い。お客さんにビートルズの音源の殆どを提供してもらったお陰で、レア音源すらも聞く事が出来る環境となった。
今さら言う事でもないが、やっぱカッコいいじゃねーか。このところのロックンロールに無い「ヤケッパチな不良臭さ」が満載だ。オレが特に好きなのは初期の作品で、中でもチャックベリーなど大御所のコピーだ。「Rock & Roll Music」「Johnny B. Goode」「Sweet Little Sixteen」など、どれもこれもスコーンと突き抜けた感じがたまらない。まあ色々あるだろうがとりあえず車に乗らナイカ?と言われているようなワクワク感がある。乗ってアホアホになろうよ、と。
賢いヤツには敵わないし、金持ちにはなれそうも無いし、二枚目にも憧れないし、それ以外にもこの先何かラッキーなことが待ち構えていそうだなんて夢にも思わないけれど、とりあえずそれでいいじゃん。というヤケクソがロックンロールの背骨なのだと思っているのだが、そのヤケクソを素直に受け入れられるようになったのは最近のことだ。多分、ここ10年の間くらいじゃないか。
それまでは、若いということもあってそれなりに色気もあり、「いつかは賢くなれるだろう」とか「間違って金持ちになれるかも」とか「オレって結構二枚目ジャン」などと思い上がったり勘違いしたりしていたのだが、そもそも生き方が伴わないことには何も手に入らないし、鏡は恐ろしいほど正直だということに気が付いてからは色気も山っ気も綺麗に消え失せた。そうしたら、馬鹿で貧乏で不細工な自分と等身大で付き合わないことには何も始まらないわけで、何も始まらないことには突然何かが発生するということは絶対にありえないというワケの分からない確信を得た。
その事とロックンロールとどういう関係のあるのかというと、これがまた説明が難しい。多分、一晩かかっても説明できない。オレと長く付き合っているヤツラですら「全然意味が分からない」そうだから、ひょっとしたら意味なんかないのかもしれないとすら思う。
ただ、とにかく意識しているのが「自ら選択し続ける」ことなんだな。右か左か、出るか引くか、伸るか反るか。選択の基準は何でもいい。正か悪かでもいいし、損か得かでもいいし、好きか嫌いかでも。どうでもとりあえず選ぶ。するとその先にも選択肢がある。そこでもまた選ぶ。無理でも選ぶ。
オレの場合、選択の基準が「ロックンロールの聞こえる方へ行く」だから、かなり捨て鉢な選択方法だ。正も悪も無いし、損も得もありゃしない。そもそも選択に意味すらない。その結果が古本屋かというと、そうでもない。まだこれだって選択の過程だろうと思う。転機が来ればまた選択するんだろう。
ビートルズを聴いていると、もっと転がれもっと転がれと言われているような気になってしまう。ロックンロールという車に一度乗ってしまうと、なかなか降りられない。早々に降りてしまったヤツラも沢山知っているが、ヤツラは多分本当に乗っていたわけじゃないんだろう。かく言うオレだって、今乗っている車がひょっとしたら幻なんじゃないかと思うこともある。
けれども、それらも込みで「ヤケクソ」を受け入れているのだから、結果がどうあれこの先の人生が楽しみではある。
じゃ、また明日だ。
posted by 肉王 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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